離婚を決めた理由について ~ 出会いがあれば別れもある ~ 

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みなさん こんにちは。

朱です。

本日は 離婚を決めた理由 のコラムです。

 

 

〈 年間離婚件数は? 〉

厚生労働省が発表している

「令和元年(2019)人口動態統計の年間推計」では

令和元年の離婚件数は 21 万組と推計されています。

ちなみに婚姻件数の推計は 58 万 3,000 組となっていて

離婚件数との数を比べると

婚姻件数の数字に対して離婚件数が 3 割以上の割合で存在しています。

「 3 組に 1 組は離婚する」といった噂が世間でよく囁かれるのは

こうした数字が根拠にあるからです。

もちろん、多くの夫婦が結婚した年のうちに

離婚するというわけではなく

さらに日本は人口減によって毎年婚姻件数も減少しているので

同じ年に起こった婚姻件数と

離婚件数を比べること自体が正確な比較にはなりません。

だからといって

離婚件数自体は人口動態統計の年間推計の発表がはじまった平成 12 年以来

一度も 20 万人を下回ることなく推移してきたというのも事実です。

やはり日本において離婚問題が発生する数は少なくないと判断できるます。

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〈 原因は? 〉

・コミュニケーションが足りない

圧倒的に多いのが、コミュニケーションが足りないと思われるケースです。

法律では「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」と

明文化されています。

協力するということは「言わなくてもわかるだろう」と

一方的に判断してしまうことではありません。

一昔前は「妻が夫の家庭に入ることこそが結婚」と考えられていたようですが

現代では異なります。

全く異なる生活環境で生き

育ってきた者同士が

互いに支え思いやり

ふたりにしかつくれない新たな家庭を築いていくことが

「結婚」です。

絆の強い夫婦になるには

密なコミュニケーションが欠かせないと言ってもよいでしょう。

一方で、離婚してしまう夫婦の場合は

コミュニケーションを取れていない

ケースがほとんどとなっています。

多くの人が長時間労働を強いられているという時代的な

背景はありますが

恋人同士だった頃はいかがでしたでしょうか?

互いを理解し合うため

ある程度の時間をかけてきたのではないのでしょうか。

家族になっても

そもそもが他人同士なのですから

お互いの主義主張や生活リズムや考え方

物事の捉え方が「違う」ことが当たり前です。

まずは恋人同士だった頃よりも

「違う」ことを前提にし

密なコミュニケーションを取って

さらに深く理解し合う必要があります。

特に男性は、「言わずとも伝わるはず」と考え

自分が置かれている状況や気持ちなどを言葉にしないことが多です。

妻に心を許し、甘えている面もあるかもしれませんが

妻はあなたの母親ではありません。

その結果、「釣った魚に餌をやらない」と受け取られても仕方がない

言動をしているケースを数多くあります。

一方、女性は、要望を具体的に口に出さず

 ” 気づいてくれてもいいのに ” と考えたり

引っかかることがあってもひたすら我慢を重ね

最期に爆発してしまうケースが少なくないです。

不満や要望があれば

その場できちんと伝えるべきです。

また、伝える際は、感情を伝えるのではなく

具体的に「どうしてほしいのか」を伝えましょう。

思うだけでは伝わらないのです。

コミュニケーションとは

「ふたりの家庭を新たに作っていくために

互いに思い、協力し合うこと」です。

互いのウィークポイントを非難し

傷つけあうことではないことには注意してください。

密なコミュニケーションこそが

離婚を回避し、絆が強い夫婦となるために欠かせない

最大の秘訣であるといえるでしょう。

 

・親との親密度が高い

夫婦同士で仲が良く

コミュニケーションを取っていても

お互いの親族関係の介入により仲がこじれ

離婚に至ってしまう夫婦はじつは少なくありません。

本来結婚は、夫婦ふたりの問題です。

しかし、夫側から離婚を希望するケースでは

離婚事由の上位に

『 家族親族との折り合いが悪い 』が入っている点から

親族との関係性は特に重要視されているポイントであるといえます。

家庭によっては今もなお

嫁という文字のごとく「結婚とは女が家に入るもの」と考えている場合があるのです。

もちろん、親族同士が仲が良いことはいいことです。

しかし、自分の親族ばかりを優先していると

配偶者をないがしろにしてしまう結果になってしまいます。

これは、夫だけではなく、妻も自身の親と仲が良すぎるときにも起こり得ます。

夫婦となり家族となるプロセスで最重要事項ともいえる

「夫婦はふたりで助け合い協力し合う」ことが

二の次になってしまうからです。

親族が絡んだ何らかの問題が発生したさいは

まずは配偶者の声に耳を傾けるべきです。

最も大切にしなければならない家族は

親ではなく配偶者です。

 

〈 まとめ 〉

今回の記事はいかがでしたか?

 

今後も ビジネス や 転職 に有益な情報を発信していくので、

よろしくお願いします。